国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 (nano tech)

国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 (nano tech)とは
「世界初」のナノテク総合国際展示会として、まだ「ナノテクノロジー」という言葉が一般的に普及していなかった2002年当時、ナノテク技術を活用したモノづくりの計り知れない将来性に魅せられたエクスポジション営業部長(現取締役 第3事業部長)松井高広が、自らの持ち前の好奇心と展示会人生を賭けて、ICSの主催事業として企画した総合イベントである。(以降毎年2月に開催)
ナノテクノロジーの世界では、技術の実用化・ビジネス化を模索していた第二世代の萌芽期、「ナノテクはある分野に特化した技術ではなく、物理、化学、機械、電気、電子、材料、生物、医学などあらゆる分野に新たな価値をもたらす広大な基盤技術」との松井の言葉どおり、nano tech 2002は、様々な分野の研究者・技術者1万名を越える来場者が集まった。
このとき行ったアンケート結果は、研究開発における最新情報の把握だけに留まらず、実用化に向けた動向など、産業界のロードマップ策定の参考となり、国内のみならず世界的な関心を集めた。
nano techは、「ここに来れば、ナノテクの全て分かる」ほどに最先端技術の粋を集めた、展示会の醍醐味を肌に感じられる活気あふれる総合イベントとして、毎回成長・拡大を続け、来場者は年々増加、現在では世界最大のナノテク展へと成長している。
2009年からはナノテクノロジーが実現する環境調和型社会に注目し、「Green Nanotechnology 10-9がつくる環境力」というテーマのもと、近年進化が著しい自動車関連の次世代二次電池、LED照明、スマート・グリッドに関連した新エネルギー技術、また微粒子や膜を使っての土壌・水質浄化など、環境関連の幅広い技術・製品を一堂に集結させた。
記念すべき第10回目を迎えた2011年には、来場者数46,502名、出展者数638企業・団体(海外20カ国190社を含む)、754小間の規模となった。
会場では「10周年特別企画」として、ナノテクノロジーの応用製品をリビングルームという身近な空間で再現した特別展示を行い、高い注目を集めた。またこれまでのナノテクノロジーの発展に貢献した発見、発明及び各国の政策約など100項目を記載したナノテク年表を展示、及び来場者約5万名に無料配布し、ナノテクノロジーの発展に寄与した日本人研究者の貢献度を明らかにした。
2011年は、このnano tech 2011と併せて、ナノバイオExpo 2011、InterAqua 国際水ソリューション総合展、ASTEC2011、METEC2011、Convertech JAPAN2011、新機能性材料展2011、新たに環境電池製造展2011を加えた計9展示会を開催、成功裏に終了した。
松井 高広 (まつい たかひろ)
- 取締役 第3事業部長
1957年東京生まれ。84年株式会社アイシーエス企画(現ICSコンベンションデザイン)に入社。国際会議、企業イベント、国際展示会の企画・運営に携わる。2002年、世界初のナノテク総合展示会を企画し、成功に導く。ナノテクビジネスのコーディネーター兼コンサルタントとしても活動中。
関連受賞履歴
- 第2回日展協AWARDS 2003 展示会部門 新規開発賞 (国際ナノテクノロジー総合展・技術会議) (2003年5月27日 日本展示会協会)
- 『NANO KOREA 2004』電子新聞社長賞 (特別賞) (会期:2004/8/24〜8/27 主催:韓国科学技術部、産業資源部)
- 第6回日展協AWARDS 2007 展示会部門 グローバル賞 (国際ナノテクノロジー総合展・技術会議) (2007年5月29日 日本展示会協会)
関連著書
- 「ナノテクビジネス最前線 事業化成功の秘訣」(2002年5月 すばる舎)
- 「ナノテクビジネス 成功へのシナリオ」(2003年2月 実業の日本社)
- 「図解よくわかる再生医療ビジネス最前線」(2004年3月 B&Tブックス日刊工業新聞社)
- 「図解よくわかる再生医療ビジネス最前線(中国語翻訳版)」(2005年2月)
- 「ナノテクビジネス 成功へのシナリオ(韓国語翻訳版)」(2005年2月)
講演履歴
- 2003年3月 日本化学会春季記念大会 基調講演
- 2004年7月 福岡ナノテク推進会議 第3回シンポジウム基調講演
- 2004年10月 JETRO 第2回日米ナノビジフォーラム 招待講演(米国ロサンゼルス)
- 2006年12月 第3回Asia Nano Forum 招待講演 (オーストラリア、メルボルン)
調査研究履歴
- NEDO「ビジネスマッチング促進のためのナノテク技術動向等に係る調査」(平成16年度)
- 経済産業省「ナノテク技術を駆使したビジネスプランの調査研究」(平成16年度)
- 経済産業省「ナノテクノロジー実用化調査」(平成17年度)
学会誌・専門誌等 関連記事執筆履歴
- 日本分光学会 学会誌 第51巻 第3号 (2002年4月 社団法人日本分光学会)
- 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議(nano tech 2002)
「ナノテクのシーズとニーズのマッチングを図る国内初の総合展」報告
- 株式会社アマダ広報誌 MACHINE&SOFT「Talk Now」記事(Vol.27 2003年7-8月)
- »「中小製造業の活路開くナノテクノロジー」※外部サイトにリンクします。
- 月刊「商工会」 (2003年8月号 全国商工会連合会)
- ナノテクビジネス現在と未来 第1回 中小製造業のビジネスチャンス「ナノテクノロジー」
- 月刊「商工会」 (2003年9月号 全国商工会連合会)
- ナノテクビジネス現在と未来 第2回 成功へ向けてのビジネスモデル
- 月刊「商工会」 (2003年10月号 全国商工会連合会)
- ナノテクビジネス現在と未来 第3回 萌芽的技術の見極めによる新しい市場
- 「戦略経営者」特集インタビュー (2003年9月号 株式会社TKC)
- 特集 ナノテクビジネス最前線 Part1総論 「ナノテクビジネスで成功する3つのパターン」
- 月刊 展示会情報「E&C」主催者特別インタビュー (2008年2月号 日本実務出版)
- 日本が世界の中心となり新しい市場を創る「国際ナノテクノロジー総合展・技術会議nano tech 2008」
関連記事メディア掲載履歴
- フジサンケイビジネスアイ紙 ビジネス面 『にっぽんの未来派 期待される企業』
- 日経流通新聞「サービス&エンターテインメント 匠ファイル」